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山の記録や日々の生活、考えていることなど。
by ogami_dori
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越沢バットレス

行きたいと思いながら、なかなか行く機会がなかった奥多摩・越沢(こいざわ)バットレス。
トポには「本番さながらの登攀ができるゲレンデ」なんてことが書いてあるし、
実際に越沢で岩トレした人からも「本番より怖い」という話を聞いていた。
越沢バットレス_b0101334_18581662.jpg
越沢バットレスの最寄駅「鳩ノ巣」から徒歩でゲレンデに向かい、山道から沢沿いを歩いていくと、鬱蒼とした山の中に突然大きな岩壁が出現する(駅から30~40分?)。
前日まで雨が降っていたこともあり、岩場は濡れていて、予想以上に迫力がある。
(写真→慎重に懸垂下降するあやさん)




越沢初心者が大半を占める僕らのパーティは、手始めに簡単な「右ルート(3ピッチ)」を登ることになった。


越沢バットレス_b0101334_190973.jpg
オーダーは、Oさん・あやさん・ぐっさん、MM・Yくん・僕の2チーム。
僕のチームは山の学校の先輩でもあるYくんがリードすることに。
1ピッチ目はさほど難しい岩ではないけど、雨で濡れていて滑りやすくなっているので慎重さが必要。
(写真→1ピッチ目を登るOさんチーム)
2~3ピッチ目は岩場も乾いていて比較的快適なクライミングができたが、
終了点まで間近の核心部のスラブも雨(水が染み出ているのか?)で濡れていて、とっても危ない。
ここをリードしたYくん、さすが山の学校の先輩だな~。
6人全員が登りきったところで懸垂下降。9時半ころから登り始めて、既に正午を過ぎている。時間かかり過ぎだな…。

2本目はOさん・僕、ぐっさん・Yくん、MM・あやさんの3チーム編成に変更。
MM・あやさんを除く2チームは「第2スラブ(3ピッチ)」を登ることになった。
はじめに僕がリードすることになったが、Oさん「1ピッチ目は簡単そうに見えるけど、けっこういやらしいから気をつけて」とアドバイス。
…本当にいやらしかった。途中が水に濡れていて、非常に滑りやすい。
苦労した挙句、足を滑らせてしまった…(1mは落ちたか?)。
「落ちてはいけない」のがアルパインクライミングの鉄則なのに…けっこうショック。
やたら難しく感じたのは、登攀技術が不足しているだけでなく、ルートファインディングが悪かったせいもあるのかもしれない。
越沢バットレス_b0101334_1904852.jpg
2ピッチ目+3ピッチ目の途中まではOさんがリード。この辺りの高度感が凄い!
(写真→上部の真ん中辺りが「すべり台」と呼ばれている岩。第2スラブの核心部)
で、このルートの核心部(?)である3ピッチ目を僕がリードすることになった。
よく岩を見ればいいホールドがけっこうあるけど、高度感による緊張と「落ちてはいけない」というプレッシャーで手から汗が出てくる…。
なんとか全員登りきって懸垂下降をしたら、もう17時近い…。けっきょく2本しか登れなかった。



帰りは鳩ノ巣駅前の居酒屋(?)で乾杯。ふー、ビールが上手い。
今回は色々と課題が残ったな。
①ルートファインディング能力を高める
②支点作成、懸垂下降準備などロープワークにかかる時間を短縮する。
③「難しいグレードを登る技術」の向上だけでなく、「絶対に落ちないグレード」の底上げをする。
特にスピードアップは不可欠。練習不足を痛感した一日だった。でも楽しかったなあ。
by ogami_dori | 2006-06-17 17:02 |
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