山の記録や日々の生活、考えていることなど。
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<   2007年 01月 ( 18 )   > この月の画像一覧

八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その2

b0101334_20521140.jpg
5:00起床。なんだか喉が痛い。風邪でもひいたか。
手早く朝食を済ませ、出発の準備にとりかかる。外に出てみると、案外暖かい。昨晩降っていた雪も止んだようだ。

6:35、行者に向けて出発。昨日、赤岩の頭に登っていないパーティは硫黄を、それ以外のパーティは赤岳を目指す。
歩いていると、みるみるうちに青空が広がってくる。荒れるんじゃなかったっけ?
50分ほど歩いて行者に着くころには、赤岳も阿弥陀も横岳も硫黄も全部見える!
赤岳西面をみてみると、主稜に取りついている人がいる。やっぱり正月よりも雪が多い。

行者で後続パーティを待った後、文三郎を登る。雪多い~。
阿弥陀が綺麗だったので、携帯で撮影(上の写真)。北稜、リベンジしなくちゃなあ。
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主稜の取り付き手前の広いスペースで後続を待つ(写真)。この間にシャベルコンプレッションテストをやってみた。やり慣れてないから、判断が難しい…。

中岳分岐辺りの斜面はクラストしていて、アイゼンがザクザク刺さる。歩きやすいといえばそうかもしれないが、なんだか正月に行った赤岳主稜よりもいやらしいな。
分岐を過ぎ、山頂を目指すが、先行していた僕とSさんはルートを間違えてしまった。
本来なら右に回ってから登るのだけど、僕らは左の斜面をそのまま登高。
この斜面、表面はクラストしていて、その下はしもざらめ。僕も「ヤバイな」と思いつつ、登ってしまったが、後でとても反省した…。

山頂手前のルートは雪がとても深い。こんな赤岳は初めてだ。でも、風もおだやかで空は真っ青。
10:00、赤岳山頂に到達。素晴らしい展望!
今回を含めて、冬の赤岳には4回登っている。過去3回はいずれも晴れていたが、さすがに今回は悪天か…と思いきや、まさかの晴天。
講師によると、気圧配置は相対的なものなので、ちょうどこの辺りの気圧が高くて晴れたのだろうとのこと。
全パーティがピークを踏むのを待ってから下山開始。山頂では50分待った。風もなく晴れていたから可能なことだったろうな。
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下山は地蔵尾根経由だが、ここも雪が深い。途中、ナイフリッジなど慎重を期す場所があったが、快適なグリセード&シリセードなんかもやれて、楽しく下山。
行者から鉱泉まで戻る途中、中山展望台に立ち寄る。晴天のおかげで、南八ツのほとんどを眺めることが出来た!(写真)

鉱泉でテントを撤収して休んでいると、最後のパーティであるG講師の班が到着。
無事に下山してきたG講師と、我々登山学校の生徒で最高齢のWさんの笑顔がとても爽やかで印象的だった。
その後はさっさと歩いて美濃戸口まで下山。帰り道もスムーズで、20:00過ぎには帰宅できた。

楽しい山行になったが、ルート取りなど課題も残ったなあ。さすがに次回は間違えないだろうが。

(コースタイム:6:35鉱泉~7:25行者小屋~文三郎道~10:00赤岳山頂(50分大休止)~地蔵尾根~11:45行者小屋~中山展望台~12:40鉱泉、13:30発~14:25美濃戸~15:15美濃戸口)
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by ogami_dori | 2007-01-28 20:53 |

八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その1

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登山学校の講習で、八ツに入った。
どうも天気が良くない。昨晩、小淵沢の道の駅で前泊(テント)したときは雪がしんしんと降っていた。
今回、パーティは6班(中級3、初級3)。だが、僕の班(中級2班)は他の生徒2人&講師が土曜夕方に合流することになっているので、今日は他の班にくっついて行動することに。
僕が一緒に行くのは、雪崩講習でもお世話になったkat講師、そして初級クラスから編入したIさんの中級1班パーティ。この班も一人が事情によって不参加になってしまい、もう一人が夕方着なので、僕も入れて3人。

7:50に美濃戸口を出発。正月よりも雪が多い。テクテク歩いて美濃戸で小休止。ここで、中級1班の共同装備をたくさん持っているIさんから、1班の食糧を預かる。
ちなみに、僕を除く中級2班の全メンバーが夕方着になってしまったので、テント一式とコッヘルは僕が持っていくことになった(ザイル担当だったけど、急遽他の人にお願いした)。
Iさんの食糧を預かった時点でも、まあ正月よりは軽かったかな。

今回は赤岳鉱泉でテントを設営して、硫黄~横~赤の縦走をやる予定なので、北沢経由。
行者小屋へ続く南沢に比べ、道も平坦で歩きやすい。なので、ついつい早く歩いてしまう。
最初の橋を渡る手前で休んでいると、kat講師から「元気だから、これもよろしくね」と、中級1班のテントポールを手渡された。
うーん、最初の計画では、今回は楽させてもらうつもりだったけど、だんだんボッカトレっぽくなってきたなあ。いい訓練になるからいいんだけどね。

鉱泉までの道中、後ろから男女の2人組が速いペースで歩いてきました。
先に行ってもらおうとして道をあけると、子どもの声が…。
「え?」と思い、女性(お母さんでしょう)が担いでいるザックを見ると…荷物じゃない!子どもだ!
思わず「ええー!あかちゃん!?」と叫ぶと、女性は「いえいえ3歳ですよ~」と言いながら、スタスタとダブルストックで通り過ぎて行きました。
お父さんと思しき男性のザックにはアイスアックスが括りつけられていたので、おそらく鉱泉でアイスをやるんだろうな。もしかしたら、鉱泉の関係者の方かも。
それにしたって、鉱泉までとはいえ、冬山に子どもを担いで登ってくるなんて…負けたなあ。
世の中にはスゴイ人がいたもんだ。

そんなことがあって、11:40鉱泉着。テントを張って準備をして、硫黄へ出発。
とはいっても、時間的・天候的にピークを踏むのは難しいので、とりあえず行けるところまで。
トレースがばっちりついている道を歩いていると、Iさんの足の具合が良くない。鉱泉までの道で足がつってしまい、それから調子がイマイチということだ。
kat講師も含めて3人で下山しようと思ったら、kat講師が「上まで行ってきていいよ。先行パーティに追いつけるでしょ」と言って下さったので、お言葉に甘えて一人で歩き始める。
鉱泉からのルート中、何度か弱層テストをやったが、僕の判断では「危険度2」。
新雪が表面に積もっているが、その下は概ね安定している。

そんなことをやりながら歩いていると、先行パーティに追いついた。今度はそのパーティにくっつかせていただき、赤岩の頭まで登る。
この辺りは昨年大規模な雪崩が発生した場所で、犠牲者も出た。言われてみれば「雪崩れるかもなあ」と思うけど、冬の一般ルートだし、よっぽど注意深くないと気をつけるのは難しいような気がした。

赤岩の頭の辺りはホワイトアウト(とまではいかないか?)。この状態でピークが分かりづらい硫黄に向かうのは厳しい(写真)。
時間的にもリミットだし、そこにいたパーティ全員で下山。

鉱泉についたら、夕方到着のメンバーもすでに来ていて、テントも張ってあった。
ようやく、中級2班のパーティ4人(O講師、カテ様、Sさん、僕)が揃った。
夕飯はSさんによるチゲ鍋。おいしかった~。

明日の行動だが、天候が悪化することが予想されるため、縦走は取りやめて赤岳ピークハントに変更となった。
これは仕方がないことだろう。悪天の中、赤岳を目指すのもいい訓練になるだろうから。

(コースタイム:7:50美濃戸口~9:00美濃戸~11:40赤岳鉱泉、12:30発~14:45赤岩の頭~15:40赤岳鉱泉)
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by ogami_dori | 2007-01-27 19:36 |

三たび水族館へ

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雪がチラつく中、近くの水族館へ自転車こいで行ってきました。
昨年4月に年間パスポート(2回行けばモトをとれる)を買ってから、3回目。

娘の様子をみると、前回、前々回に比べると大分魚たちへの関心も強まってきたようです。
…が、ほとんど駆け足で通り過ぎ、館内にいたのは30分くらい。
その後、イルカショーを観て(最初から最後まで見たのはこれが初めて)、帰路へ。

帰り際、ちょっとしたことがありました。
娘がお土産屋に行きたいというので入ってみると、おもちゃやお菓子がたくさん。
その中に、イルカをかたどった風船が置いてありました。
娘はそれがいたく気に入ったらしく、「これほしい」。
でも、僕は買い与えるつもりがなかったので「買わないで帰るよ」と言うと、「ヤダヤダ。ほしいの~」と抗議。
僕が何度か「おもちゃ、たくさん家にあるでしょ?」と言ってもダメ。
内心、(こりゃ、泣き叫ぶのを引っ張って連れて帰るしかないかな)と思ったのですが、
「じゃ、おかあさんに聞いてみたら?」と言うと、娘はイルカの風船を持って、近くにいた妻のほうへ。

娘「これ、買ってもいい?」
妻「買わないよ。これはお店のだから、あったところに戻しておいで」
なんてやりとりを聞いていると、
娘は「うん」と言って、風船を元の場所に自分で戻してきました。
てっきり「ヤダヤダ!」と泣き叫ぶだろうと思っていたので、娘の言動には驚きました。

僕が言い聞かせてもダメだったのに、妻が話したら素直におもちゃを返してくるなんてなあ。
僕に「ヤダヤダ」を言い続けたら、けっきょくは僕が折れて買ってくれると思ったのかもしれません。つまり、僕が甘いというわけ。
それにしても、2歳児が自分の欲求をよく我慢できたなあと、自分の娘ながら感心してしまいました。
父親なんて、欲望に身を任せて山道具を買いまくっているのに…。

次回、水族館に行ったときは、欲しがっていた風船を買ってあげようかと思います。
別のものを欲しがるかもしれませんが。
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by ogami_dori | 2007-01-20 19:20 | 子供

対話について考える その3

学生に比べてなにかと時間的制約の多い社会人は、どのようにすれば綿密なコミュニケーションを図ることができるのだろうか。
例えば、装備であれば金に糸目をかけずに揃えることで、より機能的なものを手に入れることができる。それは、多くの場合、山行をサポートしてくれるだろう。
だが、人と人との繋がりは、お金では決して賄えない。中にはそう考える人もいるだろうけど、少なくとも僕はそうではない。
山に限ったことではないが、人間関係というものは、うまい酒と同じでじっくり時間をかけて熟成されてゆくものだと思うからだ。

で、本題の「社会人パーティのコミュニケーション」だが、正直これと言った答えは見つかっていない。
これまで僕が山に入ってきた中で感じるのは、忙しい社会人の場合は、とにかく一緒に山に行き続けることでしか、パーティの結束は強くならないのではないかということだ。
もちろん、ザイルを組んだことのない人といきなり本チャンに行ったりするのではなく、ゲレンデでのクライミングやハイキング程度から始めて、少しずつ共にレベルを上げることで仲間意識を培う。そうすれば、いずれ共通の目標なども生まれるかもしれない。
学生山岳部に比べると時間はかかるだろうが、それは仕方がないだろう。
昨年、一昨年と登山学校で共に学んできた仲間とは、まさしくそうやって結束を強めてきた。

そして、さらに重要なことは、パーティのメンバー個々人が、コミュニケーション、対話の大切さを意識して仲間と接することではないかと思っている。
(尻切れトンボっぽいが、おわり。時間があったら加筆・修正)
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by ogami_dori | 2007-01-17 22:32 |

対話について考える その2

登山学校には男女問わずさまざまな年齢の人が参加してくる。同じ会の人もいればそうでない人もいる。どこにも所属していない人もいる。
その数は年によって異なるが、今年度の場合は初級・中級(僕は今ここ)あわせて約20人。
実際の山行では、これに講師数人が加わるから、総勢25人くらいの大所帯となる。ちょっとした会山行といったところか。

登山学校の山行は、基本的に月に1回(ない月もある)。多くの場合、同じく月に1回ある机上講習の後、全体&班ごとに山行の打ち合わせをして、この時に大まかな役割分担や装備の振り分けなどを行う。
もちろん、この打ち合わせだけでは時間が足りないので、不足分はメールでのやりとりで補っている。場合によっては、打ち合わせの後に居酒屋で飲みながら話し込んだりもするが、これはあくまでも個々人の判断によるもの。
こんなことをやり取りしながら毎回山に臨んでいるのだけど、コミュニケーションの度合いは、先に挙げたワンゲル部とは比べ物にならないくらい低い。
忙しい社会人が参加している登山学校では仕方がないことかもしれないが、コミュニケーションの希薄さは、さまざまな部分で小さな問題を生んでいるような気がする。

例えば、山行の目的や計画の細かい点、現地での行動判断など、本来なら共有したほうがいいはずの事柄も、実際にはメンバー個々人によって見解や考え方が違っていたりすることもある。
そのようなことは、膝を突き合わせて話し合えば解決することも多いのだろうけど、登山学校での山行計画ではそんな時間を作れていないのが実情だ。

もし遭難のような事態が発生したら、僕らはリーダーを中心に的確な行動ができるのだろうか?
コミュニケーション不足という問題は、「登山学校という特殊な環境だから」というのではなく、もしかしたら社会人山岳会全体に共通したものなのかもしれない。
(またつづく)
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by ogami_dori | 2007-01-16 21:24 |

対話について考える その1

岳人の2月号で、2004年2月に起きた関西学院大学ワンゲル部遭難について、検証記事が組まれていた。
事故当時、山行に参加していた14人のメンバー(主にリーダー)に、多くの「無謀登山」という批判が浴びせられたことを記憶している。
記事は第三者的立場の人によるもので、僕の主観では、当事者の事前準備や計画、実際の山行をひっくるめて冷静な視点で書かれていた。

その中で、遭難した彼らがなぜ一人の犠牲者も出さずに救助されたのかという原因を探っていた。
要因の詳細については、実際に記事を読んで貰うとして、僕が特に注目したのが「コミュニケーションが図れていた」という箇所だった。

遭難という非常事態にあっては、リーダーが的確に指示を出したり、それに従ったりするのは決して容易ではないだろう。
生命の危機に陥っている中で、お互いに励まし合って助けを待つというのは、日ごろからメンバー同士がコミュニケーションを図って結束力を高めていなければ、そうそうできるものではないかもしれない。
人は、異常な状況下では考えられないような行動をするものだろうから、遭難時には意識の下にあったエゴが出てきて、人間関係を壊すようなこともするかもしれない。
それを補うのが、日ごろからの付き合い。
実際に顔を突き合わせながら話し合い、ときには喧嘩もしながら仲間意識を培っていくことが、パーティの結束を強いものにするというわけだ。

メンバー間のコミュニケーション不足…これは、僕が日ごろから感じていたことだ。
あやさんやMM、Oさんといった「いつものメンバー」は、山行を共にしているだけでなく、下界でも何かとお世話になっているから、パーティとしての結束はそこそこあるんじゃないかと自負している。
僕が気にしているのは、登山学校で行く場合の山行だ。
(つづく)
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by ogami_dori | 2007-01-15 20:38 |

谷川・雪崩講習会 その3

講習会2日目は、埋没者の救助デモンストレーションから始まった。
昨年は講師&応用の生徒が懸命にやっていたのを見学していたけど、今回は僕も救助デモの実演に加わった。
シチュエーションは、
「単独で入っていた登山者が雪崩に巻き込まれ、近くにいた別の登山者が通りがかったパーティ(我々)に救助を求める」
というもの。

最初はデモということもあって、いまひとつ緊張感がなかったけど、ビーコン捜索を開始したら真剣モードに切り替わった。
で、ビーコンで目標まであと1~2m付近まで到達したときに、「二次雪崩だあ~」の声。
「げ、まじかよ」と思いながら必死に逃れる(マネ)けど、新雪に足をとられて転んでしまった。
実際の現場だったら、僕も埋没していたかも…。
救助の段取りや指示は熟練の講師が行ってくれたので、僕はその指示に従ってスコップで埋没者(ザック)を掘り出したり、搬送のための道を作ったりしていた。
捜索開始から救助完了まで7分弱。なかなかのスピードだったかな。

お次は雪崩救助犬「チャンス」による救助デモ。
話によると、救助犬は埋没者が発している「ストレスの臭い」をかぎ分けて発見するんだとか。
デモとはいえ、やっぱり雪の中に埋まるのは怖いものだから、その臭いも出ているようだ。
チャンスは、我々がビーコンとプローブ、スコップを掘り出すよりも早く埋没者の場所を特定・発見した。
昨年の講習会でも同じデモを見たけど、救助犬の凄さには改めて驚かされた。

デモの後は班ごとの講習。僕(応用クラス)は、kat講師の提案であえて雪崩そうな地形に入って訓練することになった。
はじめに40°くらいの斜面に入る。弱層テストをすると、すぐ下に枝葉が見えた。地面に近いところではざらめがあったが、もともと積雪が少ないし、雪崩れそうな感じではなかったので危険度は「2」。
ルートを取ってラッセルをしながら少しずつ上がって行くと、いきなり足をとられた!
足を戻して下を除くと、すっぽりと穴が開いている。その付近には岩壁が…。
kat講師曰く、岩壁は熱をもちやすいので、周囲の雪が溶けて穴が開いていることが多いとのこと。
場合によってはその穴に潜り込んでビバークするんだとか。なるほどね。
…このときに、オーバーズボンの裾を破いてしまった。修理しなくちゃ…。

気を取り直して登り始めるけど、すぐ下の枝葉が邪魔で登り辛い~。
斜度もけっこうあるので、慎重に登らないと危ない。雪崩講習というより、もはやバリエーション?
ある程度登ったら、今度はそこからトラバース。相変わらず斜度もあるので上を見ながら慎重に進む。
大きな樹木の上などは雪崩が来ても安定しているし、樹木によって雪が左右に分かれるので比較的(あくまでも比較的)安全地帯になる。

こんな感じで、登攀→トラバースを何回か繰り返した後に下山、ビーコン訓練に。
なんと、kat講師、tu講師、僕のビーコンは全員「トラッカーDTS」だった。
トラッカーは価格がお手ごろなデジタルビーコンなので、持っている人も多いだろうけど、パーティ全員がトラッカーというのは初めて。
kat講師によると、トラッカーのロングレンジの距離表示はかなりいい加減だとか。
その上、最大捜索距離も短いので、捜索開始直後は矢印をみて走るしかないらしい。
この訓練では、ビーコン捜索の基礎&複数の埋没者の特定をやった。
最後のピンポイントではクロス法が威力を発揮。複数捜索は初めてやったけど、操作もボタン一つなので、いざという時にも使えるかもしれない。


最後に山の家で閉校式があって、その後はまたまたkazoooさんkuchakuchaさんご夫妻の車で帰路。お世話になりました。


●まとめ
新雪&こしまりばかりで、さまざまな雪質を観察できなかったのは残念だった。
でも、今回はkat講師、tu講師が僕のやりたいことを思うようにやらせてくれて、十分な成果を挙げられたと思う。
昨年の基本クラスでは、雪の状態や雪崩発生のメカニズムを主に学んだが、今年は実際の雪山を想定した実践的な講習だった。
関東地区の雪崩講習は応用クラスまでなので、新たに雪崩講習を受けるには、毎年2月に中央アルプス・宝剣岳で開催される全国区の講習会に参加しなければならない。
行きたいんだけど、仕事を休めなさそう…。
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by ogami_dori | 2007-01-14 12:26 |

谷川・雪崩講習会 その2

午前9時、雪崩講習会の開校式。
集まった顔ぶれをみると、生徒の中にはたくさんの馴染みの顔がある。
僕が所属している山岳会からも他に2人が参加しているし、同じ県連所属の会の人も多い。
講師陣は、昨年の講習会でお会いした方々が大半かな。

昨晩判明した通り、今年の応用クラスは僕一人。しかも講師は二人。
うーん、緊張するなあ。
基本クラスの班分けが終わってから、天神平スキー場に移動。今年はなんと送迎車つき!驚いたなあ。
山の家辺りの雪は少なかったけど、ロープウェイで上に上がってみると、けっこう積もっている。
最初に雪崩知識の基本のおさらいということで、登山道のすぐ脇で弱層テスト(ハンド&シャベル)。
何回かやってみたけど、新雪&こしまりばかり。しもざらめやあられといった顕著な弱層は存在しないものの、シャベルコンプレッションをやってみると何層か「相対的な(?)」弱層を発見した。

kat講師「ここの危険度はいくつ?」
僕「3から4かと思います。Katさんならどうですか?」
kat講師「4だね」
→弱層を発見して雪の状態が分かったら、当然それがどの程度危険なのか判断しなければならないが、経験が足りない僕にはそれが難しい。

今回の講習で僕が最も学びたかったことは、「雪の状態や地形、気象状況をみて雪崩の可能性を判断したうえで、どのように行動するか」ということだ。
こんなことは、「AであればB」のようなマニュアルなんて存在しないし、経験を積まなければ分からないことも多いかもしれない。
けれども、雪崩はベテランだけでなく初心者にも容赦なく襲い掛かってくるし、少しでも冬山での行動判断の精度を上げたいと思っている。

kat講師が「講習で何をやりたい」と尋ねて下さったので、僕は上のような疑問をぶつけてみた。
するとkat講師は「判断には諸々の要素が入ってくるからね」としながらも、「雪の状態」「地形」「気象条件」「パーティの実力」「ルート取り」などの要点を挙げてくれた。
で、今日は主に「地形判断」「ルート取り」「雪の状態」についてやろうということになった。
生徒が僕一人だったから、僕のやりたいようにやらせてくれるというわけ。ついてるなあ。

で、この日の成果は…
【雪の状態】
→弱層テストでは新雪&こしまりばかり。尾根に出ると若干しまり具合が強くなったが、基本的にはどこも同じような状態。雪庇は発達しておらず、観察不可能

【地形判断&ルート取り】
おさらいになるが、樹木が多いところなどを選んでルートを取る。
どうしても雪崩の危険性が高い地形(沢筋など)に入らなければならないときは、
●危険な地形に入る前には必ず弱層テストを
●フードをかぶり、チェスト&ウェストベルトを外し、ピッケルバンドを外す
●待機しているパーティに上からの雪崩に注意するよう伝える
●間隔を空けて危険地帯を通過→安全地帯に着いたら後続に合図をして続いてもらう
●通常、あまり大声は出さない(雪崩を誘発するおそれ)
→ルート取りだが、この日はほとんどラッセルに終始してしていたため、kat講師が考えていたような講習(バンバンルート取りをやる)はできなかった。

一通り講習を終えた後は、基本クラスに混じって断面観察。こちらではざらめなんかも見れた。

15時に天神平から引き上げ、夕食までの時間は本日のおさらい。
抜き打ちテストがあったけど、昨年の講習とまったく同じだった。結果は一問間違い。

夕食後は全体の机上講習(雪崩発生メカニズムのデモなど)、その後は交流会。
交流会、楽しかったなあ。
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by ogami_dori | 2007-01-13 20:23 |

谷川・雪崩講習会 その1

13、14日の二日間、僕が所属している山岳連盟の関東地区雪崩講習会に参加してきた。
昨年に続いて2回目の受講。前回は「基本クラス」だったけど、予習を十分にしないまま参加してしまったため、十分な成果を得られなかった。
今回は基本の上の「応用クラス」。昨シーズン、冬山で実際に弱層テストや断面観察などをやってきたおかげで、一応の知識は頭に入っている。

金曜夜、kazoooさんkuchakuchaさんご夫妻の車に同乗させてもらい、谷川の「土合山の家」へ出発。
ご夫妻、なんと僕の家まで迎えに来て下さったのだ!申し訳ない…。
kazoooさんに聞いてみると、家を出てから15分くらいで到着したらしい。夜だったせいもあるけど、ずいぶん近いんだなあ。
車中ではお二人と山の話&バカバカしい話なんかして楽しく過ごす。

関越の水上ICを下りると、昨年に比べずいぶんと雪が少ない。まあ昨シーズンが多すぎたせいもあるんだろうけど、雪崩講習ちゃんとやれるんだろうか…。

なんだかんだで、日付変わって0時半ころに山の家に到着。ご夫妻は車の中でお休み、僕は山の家に前泊。
荷物を背負って受講者たちのいる部屋に向かうと、登山学校でお世話になっているG講師が。
とりあえずG講師がいる部屋に荷物を置いて、他の部屋を探索していると、これまた登山学校でお世話になっているkaba講師に遭遇、「コップ持ってこっち来いよ」
kaba講師に誘われるまま部屋に入ると、雪崩講習の講師陣が勢ぞろい!
僕がこんな部屋に入って酒飲んでていいのかなあ…。

なんてことをちょっと思いながら話の輪に加わっていると、講習の班分けが発表された。
どれどれ、応用クラスは誰かな…え、僕一人?ええー!?
kaba講師「応用クラスはあなた一人だから、頑張ってね」って…。そんなの予想していませんよ!
しかも、講師は、これまた登山学校でお世話になっているkat講師&tu講師。
生徒一人に講師二人って、スパルタですか!?

うーむ、少なくとも三人くらいはいるだろうと思っていたけどなあ。
明日から一日半、二人の講師に囲まれてみっちり鍛えられそうだ…。
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by ogami_dori | 2007-01-12 19:34 |

苦手な場所


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仕事で六本木ヒルズに行ってきた。
六本木とか麻布とか青山とか、いわゆる都会的な場所は、とても苦手。
どうも落ち着かなくて肩が懲りそうなのだけど、仕事でちょくちょく足を運ばなくてはいけない…。
同じ都会なら、新宿とかもっと雑多なところのほうが気が楽でいい。

仕事の前にカメラのテストをしたら、実に「らしくない」写真がとれた。
つい「うわ、なんだこれは」と思ってしまったので、ブログのネタにしました。
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by ogami_dori | 2007-01-11 11:25