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山の記録や日々の生活、考えていることなど。
by ogami_dori
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アイスエクストリーム kuni

アイスエクストリーム kuni_b0101334_115865.jpg
今年のアイスは、どこもイマイチらしい。言うまでもなく暖冬の影響だ。
せっかくモノポイントのアイゼンを買ったのに未だ試してもいない。
「今年はアイス行けないかな」なんて思っていたけど、kazoooさんkuchakuchaさん夫妻に誘われて、群馬・六合村にある人工アイスゲレンデに行ってきた。
なんでも、つい最近できたばかりだとか。

メンバーはご夫妻、あやさん、Oさん、僕。
土曜の朝に地元を出発、関越を使って現地を目指す。ご夫妻は、先月の雪崩講習に続き、今回も自宅まで迎えに来てくださった。ホントありがとうございます。

道がちょっと込んでいたので、着いたのは昼ごろ。
なんでもない「日本の田舎」と人工氷壁という組み合わせは、なかなかお目にかかれない風景だ。
kazoooさんがトップロープを張ってくださった(ここは基本的にTR)ので、さっそく取り付く。
1年ぶりのアイス…すっかり身体の動かし方を忘れていた。いきなりフォール。
でも、ご夫妻や他の人の登り方を見ていると、次第に感覚が戻ってきて、調子もそこそこ出てきた。(写真はkazoooさん撮影)

ようやくモノポイントを使用できたが、やっぱりイイ!立ち込みのしやすさが違う。
もっとも、ここの氷壁はコブ状のスタンスがたくさんあるので、性能を100%発揮したとは言えないが。
モノポイントの良さを一番実感したのは、お遊びでやっていたトラバースの練習のとき。


今回、ご夫妻所有のアックスの数々を使わせていた。その感想を一言ずつ。
●クオーク(ペツルシャルレ)…相変わらずの安定感。やはり使いやすい。ゲレンデでもたくさん見かけた。

●ノミック(ペツルシャルレ)…ペツルシャルレの新アックス。サクッと決まってくれるが、クオークよりもテクニカルな感じ。どちらが使いやすいかと言えば、クオークのほうか。

●バイパー(ブラックダイヤモンド)…kazoooさん曰く「パワー系」。重量がヘッド部に集中している感じで、打撃力が高い。前に2つが「サクッ」だとしたら、これは「ザクッ!」と決まってくれる。力のある人向きかも。僕はけっこう好き。

番外として、
●フライ(DMM)…昨シーズン、僕が購入したバーゲン品。一昔前の定番アックスだが、しっかり打ち込む&肘をしっかり垂直に保たないと抜けやすい。前出の3つと比べると、アイスという場ではどうしても見劣りしてしまうか。アルパイン向き。でも、こいつが決まるととても気持ちいい。

●ヴォルトゥールパワー?(シモン)…Oさんの新アックス。アルパイン向きという触れ込みだが、軽量かつ素直な使用感で、とても打ち込みやすい。

まとめると、やはりクオークが頭j一つ抜きん出ているかな。人気アックスだけのことはある。シモンのアックスもいいな。

夕方17時に終了。途中で蕎麦屋でものすごい量の定食を食べた後、帰路。
今シーズンのアイスは、もしかしたらこれで終わりかもなあ。
kazoooさんkuchakuchaさん、大変お世話になりました!
アイスエクストリーム kuni_b0101334_1154415.jpg

# by ogami_dori | 2007-02-03 10:39 |

八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その2

八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その2_b0101334_20521140.jpg
5:00起床。なんだか喉が痛い。風邪でもひいたか。
手早く朝食を済ませ、出発の準備にとりかかる。外に出てみると、案外暖かい。昨晩降っていた雪も止んだようだ。

6:35、行者に向けて出発。昨日、赤岩の頭に登っていないパーティは硫黄を、それ以外のパーティは赤岳を目指す。
歩いていると、みるみるうちに青空が広がってくる。荒れるんじゃなかったっけ?
50分ほど歩いて行者に着くころには、赤岳も阿弥陀も横岳も硫黄も全部見える!
赤岳西面をみてみると、主稜に取りついている人がいる。やっぱり正月よりも雪が多い。

行者で後続パーティを待った後、文三郎を登る。雪多い~。
阿弥陀が綺麗だったので、携帯で撮影(上の写真)。北稜、リベンジしなくちゃなあ。
八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その2_b0101334_20522567.jpg
主稜の取り付き手前の広いスペースで後続を待つ(写真)。この間にシャベルコンプレッションテストをやってみた。やり慣れてないから、判断が難しい…。

中岳分岐辺りの斜面はクラストしていて、アイゼンがザクザク刺さる。歩きやすいといえばそうかもしれないが、なんだか正月に行った赤岳主稜よりもいやらしいな。
分岐を過ぎ、山頂を目指すが、先行していた僕とSさんはルートを間違えてしまった。
本来なら右に回ってから登るのだけど、僕らは左の斜面をそのまま登高。
この斜面、表面はクラストしていて、その下はしもざらめ。僕も「ヤバイな」と思いつつ、登ってしまったが、後でとても反省した…。

山頂手前のルートは雪がとても深い。こんな赤岳は初めてだ。でも、風もおだやかで空は真っ青。
10:00、赤岳山頂に到達。素晴らしい展望!
今回を含めて、冬の赤岳には4回登っている。過去3回はいずれも晴れていたが、さすがに今回は悪天か…と思いきや、まさかの晴天。
講師によると、気圧配置は相対的なものなので、ちょうどこの辺りの気圧が高くて晴れたのだろうとのこと。
全パーティがピークを踏むのを待ってから下山開始。山頂では50分待った。風もなく晴れていたから可能なことだったろうな。
八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その2_b0101334_20531939.jpg

下山は地蔵尾根経由だが、ここも雪が深い。途中、ナイフリッジなど慎重を期す場所があったが、快適なグリセード&シリセードなんかもやれて、楽しく下山。
行者から鉱泉まで戻る途中、中山展望台に立ち寄る。晴天のおかげで、南八ツのほとんどを眺めることが出来た!(写真)

鉱泉でテントを撤収して休んでいると、最後のパーティであるG講師の班が到着。
無事に下山してきたG講師と、我々登山学校の生徒で最高齢のWさんの笑顔がとても爽やかで印象的だった。
その後はさっさと歩いて美濃戸口まで下山。帰り道もスムーズで、20:00過ぎには帰宅できた。

楽しい山行になったが、ルート取りなど課題も残ったなあ。さすがに次回は間違えないだろうが。

(コースタイム:6:35鉱泉~7:25行者小屋~文三郎道~10:00赤岳山頂(50分大休止)~地蔵尾根~11:45行者小屋~中山展望台~12:40鉱泉、13:30発~14:25美濃戸~15:15美濃戸口)
# by ogami_dori | 2007-01-28 20:53 |

八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その1

八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その1_b0101334_20203827.jpg

登山学校の講習で、八ツに入った。
どうも天気が良くない。昨晩、小淵沢の道の駅で前泊(テント)したときは雪がしんしんと降っていた。
今回、パーティは6班(中級3、初級3)。だが、僕の班(中級2班)は他の生徒2人&講師が土曜夕方に合流することになっているので、今日は他の班にくっついて行動することに。
僕が一緒に行くのは、雪崩講習でもお世話になったkat講師、そして初級クラスから編入したIさんの中級1班パーティ。この班も一人が事情によって不参加になってしまい、もう一人が夕方着なので、僕も入れて3人。

7:50に美濃戸口を出発。正月よりも雪が多い。テクテク歩いて美濃戸で小休止。ここで、中級1班の共同装備をたくさん持っているIさんから、1班の食糧を預かる。
ちなみに、僕を除く中級2班の全メンバーが夕方着になってしまったので、テント一式とコッヘルは僕が持っていくことになった(ザイル担当だったけど、急遽他の人にお願いした)。
Iさんの食糧を預かった時点でも、まあ正月よりは軽かったかな。

今回は赤岳鉱泉でテントを設営して、硫黄~横~赤の縦走をやる予定なので、北沢経由。
行者小屋へ続く南沢に比べ、道も平坦で歩きやすい。なので、ついつい早く歩いてしまう。
最初の橋を渡る手前で休んでいると、kat講師から「元気だから、これもよろしくね」と、中級1班のテントポールを手渡された。
うーん、最初の計画では、今回は楽させてもらうつもりだったけど、だんだんボッカトレっぽくなってきたなあ。いい訓練になるからいいんだけどね。

鉱泉までの道中、後ろから男女の2人組が速いペースで歩いてきました。
先に行ってもらおうとして道をあけると、子どもの声が…。
「え?」と思い、女性(お母さんでしょう)が担いでいるザックを見ると…荷物じゃない!子どもだ!
思わず「ええー!あかちゃん!?」と叫ぶと、女性は「いえいえ3歳ですよ~」と言いながら、スタスタとダブルストックで通り過ぎて行きました。
お父さんと思しき男性のザックにはアイスアックスが括りつけられていたので、おそらく鉱泉でアイスをやるんだろうな。もしかしたら、鉱泉の関係者の方かも。
それにしたって、鉱泉までとはいえ、冬山に子どもを担いで登ってくるなんて…負けたなあ。
世の中にはスゴイ人がいたもんだ。

そんなことがあって、11:40鉱泉着。テントを張って準備をして、硫黄へ出発。
とはいっても、時間的・天候的にピークを踏むのは難しいので、とりあえず行けるところまで。
トレースがばっちりついている道を歩いていると、Iさんの足の具合が良くない。鉱泉までの道で足がつってしまい、それから調子がイマイチということだ。
kat講師も含めて3人で下山しようと思ったら、kat講師が「上まで行ってきていいよ。先行パーティに追いつけるでしょ」と言って下さったので、お言葉に甘えて一人で歩き始める。
鉱泉からのルート中、何度か弱層テストをやったが、僕の判断では「危険度2」。
新雪が表面に積もっているが、その下は概ね安定している。

そんなことをやりながら歩いていると、先行パーティに追いついた。今度はそのパーティにくっつかせていただき、赤岩の頭まで登る。
この辺りは昨年大規模な雪崩が発生した場所で、犠牲者も出た。言われてみれば「雪崩れるかもなあ」と思うけど、冬の一般ルートだし、よっぽど注意深くないと気をつけるのは難しいような気がした。

赤岩の頭の辺りはホワイトアウト(とまではいかないか?)。この状態でピークが分かりづらい硫黄に向かうのは厳しい(写真)。
時間的にもリミットだし、そこにいたパーティ全員で下山。

鉱泉についたら、夕方到着のメンバーもすでに来ていて、テントも張ってあった。
ようやく、中級2班のパーティ4人(O講師、カテ様、Sさん、僕)が揃った。
夕飯はSさんによるチゲ鍋。おいしかった~。

明日の行動だが、天候が悪化することが予想されるため、縦走は取りやめて赤岳ピークハントに変更となった。
これは仕方がないことだろう。悪天の中、赤岳を目指すのもいい訓練になるだろうから。

(コースタイム:7:50美濃戸口~9:00美濃戸~11:40赤岳鉱泉、12:30発~14:45赤岩の頭~15:40赤岳鉱泉)
# by ogami_dori | 2007-01-27 19:36 |

三たび水族館へ

三たび水族館へ_b0101334_10384557.jpg

雪がチラつく中、近くの水族館へ自転車こいで行ってきました。
昨年4月に年間パスポート(2回行けばモトをとれる)を買ってから、3回目。

娘の様子をみると、前回、前々回に比べると大分魚たちへの関心も強まってきたようです。
…が、ほとんど駆け足で通り過ぎ、館内にいたのは30分くらい。
その後、イルカショーを観て(最初から最後まで見たのはこれが初めて)、帰路へ。

帰り際、ちょっとしたことがありました。
娘がお土産屋に行きたいというので入ってみると、おもちゃやお菓子がたくさん。
その中に、イルカをかたどった風船が置いてありました。
娘はそれがいたく気に入ったらしく、「これほしい」。
でも、僕は買い与えるつもりがなかったので「買わないで帰るよ」と言うと、「ヤダヤダ。ほしいの~」と抗議。
僕が何度か「おもちゃ、たくさん家にあるでしょ?」と言ってもダメ。
内心、(こりゃ、泣き叫ぶのを引っ張って連れて帰るしかないかな)と思ったのですが、
「じゃ、おかあさんに聞いてみたら?」と言うと、娘はイルカの風船を持って、近くにいた妻のほうへ。

娘「これ、買ってもいい?」
妻「買わないよ。これはお店のだから、あったところに戻しておいで」
なんてやりとりを聞いていると、
娘は「うん」と言って、風船を元の場所に自分で戻してきました。
てっきり「ヤダヤダ!」と泣き叫ぶだろうと思っていたので、娘の言動には驚きました。

僕が言い聞かせてもダメだったのに、妻が話したら素直におもちゃを返してくるなんてなあ。
僕に「ヤダヤダ」を言い続けたら、けっきょくは僕が折れて買ってくれると思ったのかもしれません。つまり、僕が甘いというわけ。
それにしても、2歳児が自分の欲求をよく我慢できたなあと、自分の娘ながら感心してしまいました。
父親なんて、欲望に身を任せて山道具を買いまくっているのに…。

次回、水族館に行ったときは、欲しがっていた風船を買ってあげようかと思います。
別のものを欲しがるかもしれませんが。
# by ogami_dori | 2007-01-20 19:20 | 子供

対話について考える その3

学生に比べてなにかと時間的制約の多い社会人は、どのようにすれば綿密なコミュニケーションを図ることができるのだろうか。
例えば、装備であれば金に糸目をかけずに揃えることで、より機能的なものを手に入れることができる。それは、多くの場合、山行をサポートしてくれるだろう。
だが、人と人との繋がりは、お金では決して賄えない。中にはそう考える人もいるだろうけど、少なくとも僕はそうではない。
山に限ったことではないが、人間関係というものは、うまい酒と同じでじっくり時間をかけて熟成されてゆくものだと思うからだ。

で、本題の「社会人パーティのコミュニケーション」だが、正直これと言った答えは見つかっていない。
これまで僕が山に入ってきた中で感じるのは、忙しい社会人の場合は、とにかく一緒に山に行き続けることでしか、パーティの結束は強くならないのではないかということだ。
もちろん、ザイルを組んだことのない人といきなり本チャンに行ったりするのではなく、ゲレンデでのクライミングやハイキング程度から始めて、少しずつ共にレベルを上げることで仲間意識を培う。そうすれば、いずれ共通の目標なども生まれるかもしれない。
学生山岳部に比べると時間はかかるだろうが、それは仕方がないだろう。
昨年、一昨年と登山学校で共に学んできた仲間とは、まさしくそうやって結束を強めてきた。

そして、さらに重要なことは、パーティのメンバー個々人が、コミュニケーション、対話の大切さを意識して仲間と接することではないかと思っている。
(尻切れトンボっぽいが、おわり。時間があったら加筆・修正)
# by ogami_dori | 2007-01-17 22:32 |