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山の記録や日々の生活、考えていることなど。
by ogami_dori
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八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その1

八ヶ岳 硫黄~横岳~赤岳縦走 その1_b0101334_20203827.jpg

登山学校の講習で、八ツに入った。
どうも天気が良くない。昨晩、小淵沢の道の駅で前泊(テント)したときは雪がしんしんと降っていた。
今回、パーティは6班(中級3、初級3)。だが、僕の班(中級2班)は他の生徒2人&講師が土曜夕方に合流することになっているので、今日は他の班にくっついて行動することに。
僕が一緒に行くのは、雪崩講習でもお世話になったkat講師、そして初級クラスから編入したIさんの中級1班パーティ。この班も一人が事情によって不参加になってしまい、もう一人が夕方着なので、僕も入れて3人。

7:50に美濃戸口を出発。正月よりも雪が多い。テクテク歩いて美濃戸で小休止。ここで、中級1班の共同装備をたくさん持っているIさんから、1班の食糧を預かる。
ちなみに、僕を除く中級2班の全メンバーが夕方着になってしまったので、テント一式とコッヘルは僕が持っていくことになった(ザイル担当だったけど、急遽他の人にお願いした)。
Iさんの食糧を預かった時点でも、まあ正月よりは軽かったかな。

今回は赤岳鉱泉でテントを設営して、硫黄~横~赤の縦走をやる予定なので、北沢経由。
行者小屋へ続く南沢に比べ、道も平坦で歩きやすい。なので、ついつい早く歩いてしまう。
最初の橋を渡る手前で休んでいると、kat講師から「元気だから、これもよろしくね」と、中級1班のテントポールを手渡された。
うーん、最初の計画では、今回は楽させてもらうつもりだったけど、だんだんボッカトレっぽくなってきたなあ。いい訓練になるからいいんだけどね。

鉱泉までの道中、後ろから男女の2人組が速いペースで歩いてきました。
先に行ってもらおうとして道をあけると、子どもの声が…。
「え?」と思い、女性(お母さんでしょう)が担いでいるザックを見ると…荷物じゃない!子どもだ!
思わず「ええー!あかちゃん!?」と叫ぶと、女性は「いえいえ3歳ですよ~」と言いながら、スタスタとダブルストックで通り過ぎて行きました。
お父さんと思しき男性のザックにはアイスアックスが括りつけられていたので、おそらく鉱泉でアイスをやるんだろうな。もしかしたら、鉱泉の関係者の方かも。
それにしたって、鉱泉までとはいえ、冬山に子どもを担いで登ってくるなんて…負けたなあ。
世の中にはスゴイ人がいたもんだ。

そんなことがあって、11:40鉱泉着。テントを張って準備をして、硫黄へ出発。
とはいっても、時間的・天候的にピークを踏むのは難しいので、とりあえず行けるところまで。
トレースがばっちりついている道を歩いていると、Iさんの足の具合が良くない。鉱泉までの道で足がつってしまい、それから調子がイマイチということだ。
kat講師も含めて3人で下山しようと思ったら、kat講師が「上まで行ってきていいよ。先行パーティに追いつけるでしょ」と言って下さったので、お言葉に甘えて一人で歩き始める。
鉱泉からのルート中、何度か弱層テストをやったが、僕の判断では「危険度2」。
新雪が表面に積もっているが、その下は概ね安定している。

そんなことをやりながら歩いていると、先行パーティに追いついた。今度はそのパーティにくっつかせていただき、赤岩の頭まで登る。
この辺りは昨年大規模な雪崩が発生した場所で、犠牲者も出た。言われてみれば「雪崩れるかもなあ」と思うけど、冬の一般ルートだし、よっぽど注意深くないと気をつけるのは難しいような気がした。

赤岩の頭の辺りはホワイトアウト(とまではいかないか?)。この状態でピークが分かりづらい硫黄に向かうのは厳しい(写真)。
時間的にもリミットだし、そこにいたパーティ全員で下山。

鉱泉についたら、夕方到着のメンバーもすでに来ていて、テントも張ってあった。
ようやく、中級2班のパーティ4人(O講師、カテ様、Sさん、僕)が揃った。
夕飯はSさんによるチゲ鍋。おいしかった~。

明日の行動だが、天候が悪化することが予想されるため、縦走は取りやめて赤岳ピークハントに変更となった。
これは仕方がないことだろう。悪天の中、赤岳を目指すのもいい訓練になるだろうから。

(コースタイム:7:50美濃戸口~9:00美濃戸~11:40赤岳鉱泉、12:30発~14:45赤岩の頭~15:40赤岳鉱泉)
by ogami_dori | 2007-01-27 19:36 |
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